敬老の日には、感謝の気持ちを込めた特別な贈り物をお考えでしょうか?お孫さんが描いた似顔絵を、日常で使うタンブラーに刻印して、世界にひとつだけのプレゼントにしてみませんか?お孫さんのアートが、おじいちゃんおばあちゃんの日々を彩る、心温まる贈り物になること間違いなしです。
似顔絵タンブラーは上のようなコンセプトで敬老の日のプレゼントをメインとして約2年くらい前にリリースした商品。似顔絵といっしょに何を一緒に刻印すれば思い出のプレゼントとして喜ばれるだろうって色々考えたのですが、2年間販売している中で、なかなか伝わらないなぁと思ってきたので、僕が開発の時にこの商品がどんなものになって欲しかったかをここで書きたいと思います。
なんで「画伯」がいるねん。って思われてそうなので書いてますw
モノより思い出
お子さんの絵をそのまま刻印
お子さんが一生懸命描いた似顔絵をタンブラーの側面に刻むことで、お子さんとの絆を思い出す素敵なアイテム。モノがあふれている時代に実際欲しいものってあんまりなくて、一生懸命何かをしてくれたという思いが1番嬉しいのではないかと考えました。このコンセプトはみなさまからも大変ご好評いただいている部分だと思います。
似顔絵の下の②〜④をなぜこれにしたか
似顔絵タンブラーは次の順番で上から入るようにしています。
・似顔絵
・名前
・メッセージ
・日付
「名前」の部分を「描いた人(贈った人)の名前」にするのか「描かれた人(贈られた人)の名前」にするのか迷いましたが、僕は前者の「描いた人(贈った人)の名前」を選びました。
なぜなら、このタンブラーをお子さまの成長記録にしてほしいと思ったから。
子どもの描いた絵って、いつ何歳の時に描いたのか後々見るとわからなくなる。でも、このタンブラーにはいつ贈ったか日付を入れれるので、それを見たら誰が何歳の時に描いた絵かすぐわかるので、絵を描いたお子さんを入れた方が入れた方が思い出の品としていいのではないかと思ったからです。
標準で「画伯」を入れた理由
「描いた人(贈った人)の名前」を入れて成長記録としてもらうと決めたのですが、実際、絵を描いたお子さまの名前をだけを載せても、子どもの絵なので誰が誰のために描いた絵が刻印されているのか変わりづらいとテストをしているうちに思うようになって、もっと誰が描いた絵かわかりやすくしよう!と考えて標準で「画伯」を入れることに。そうすると、誰が描いたかが明確になり、
・誰を描いた絵か→贈られた人(タンブラーの持ち主)
・誰が描いた絵か→贈った人(タンブラーに刻印)
わかりやすいと思ったので最終的にこの形に収まったということになってます!
この考えが、伝わってないのか、間違っているのか、名前のところを「おじいちゃん」「おばあちゃん」「お父さん」など贈られた人の名前で指示いただくことが多いです。
そうなると、特におじいちゃんおばあちゃんはお孫さんが何人もいたりして、誰が描いた絵かわからなくならないのかなと思うのですが、みなさんどう思われますか?
簡単に出来るは正義
オリジナル商品を作りに当たって一番ネックなのは注文や入稿がややこしくてどうすればいいかわからないということがあると思います。入稿って言葉自体もデザイナーや印刷業者じゃなければ中々聞きなれない言葉ですよね。
写メ&LINEでスマホで完結できるようにする。
似顔絵タンブラーの注文方法は超簡単で、注文時に記載内容を書き込む→注文後に描いた絵の写真をLINEで送る。それだけ。難しい入稿とかいらなくてスマホで全てが完結できるようにしています。
なぜこんな簡単にできるのかというと、ちょっと自慢ですが僕はフォトショップやイラストレーターを使えるので、少々画像データに不備があってもこちらで直せるからです!
だいたいの店舗さんはお客様から送られてきたデータはそのまま使う。だと思うのですが、ウチは実は送られてきたデータを見て線を薄くて刻印できない線は足したりしています!時間はかかってしまいますが、物理的にできることはこちら側で処理し、お客様が超簡単に注文ができることを目指しています。
影が1番の難敵
こちらで修正をしているのですが、どうしても修正しきれないものが、絵の写真を撮る時に写り込む影。電気のついてる屋内で上から写真を撮るとどうしてもスマホの影が濃く入ってしまって絵の線と同じくらいの明るさになってしまうことがあります。それはどうしても除去できないので、写真を撮るときは出来るだけ離れて撮る、または、絵を壁に貼り付けてから撮るなどして影が入らなようにお願いしたい。
これに関しては商品ページにちゃんと説明し切れてないのでちゃんと説明するようにします。
最後に
似顔絵タンブラーは刻印する内容ひとつとっても、どうすれば贈られる人も贈る人も喜んでもらえる商品が出来るかなと、いろいろ考えています。もちろんその考えがお客様とズレてることもあるのは承知なんですが、ただこちらの思いが伝わってないのは悲しいなと思い今回ブログにしてみました。思いが伝わらないなんてただのこちらの実力不足でうまく商品ページで伝えろよって話なんですよね。頑張って完結に伝えられるように努力します!